データを見ると日本からの渡航者数は
2006年 20555人
2007年 18286人
2008年 15258人
2009年 11768人
2010年 データ記載なし
と年々減少気味のルーマニア。
年間100万人以上が渡航する
1位 中国
2位 韓国
3位 アメリカ本土
4位 香港
5位 ハワイ
6位 タイ
7位 台湾
などと比べるとマイナーな国なのは確かです。
9位 フランス
10位 ドイツ
18位 イタリア
のヨーロッパ諸国に比べて
メジャーな観光地が少ない・・・
結果的に
TVでもあまり取り上げられない・・・
そして、ガイドブックの
地球の歩き方に関しては
ブルガリア
ルーマニア
の2か国掲載で一冊の本として
まとめ出版されているという事実があります。
一か国だけだと、本が薄っぺらくなるわ
別々に表紙を刷る必要があるから
コストもかさむためだと思います。
そんなルーマニアですが
言語はルーマニア語が
使われています。
ネットでルーマニア語の本を
検索して見ると
やはり数は少ないですが
何冊はヒットします。
マーヴェリックはルーマニア人と
話す時に、持っていたら便利かな~
と思って、上記の本を買いましたが
届いてみてビックリ!!
この本は、分かりやすい。
何がいいかというと、
日本語
ローマ字
カタカナ
ルーマニア語
はもちろん、イラストも掲載
されているので
見る気が失せるような
辞書的な感じが全くない!!
どちらかというと
子供の絵本的な構成です。
お~!!
これさえあれば、ルーマニア語を
使って挨拶などができる!!
ってことで、さっそく本を持っていったんですが
これが元でいろいろ起きてしまうのです。
去年、ドイツ旅行で意気投合?
気の合った?ルシアーナが相手。
ルシアーナ 「しばらくぶりね。」
マーヴェリック 「半年ぶりくらいか?」
ルシアーナ 「今回は何日くらい旅するの?」
マーヴェリック 「8日ほど。」
と、英会話。
ぬお~、これではルーマニア語の本を
買った意味がない。
ってことで、さくっと本を準備♪
ルシアーナ 「なにそれ?何の本?」
マーヴェリック 「ルーマニア語の本だよ。」
ルシアーナ 「ルーマニア語勉強しているの?」
マーヴェリック 「少しね。」
ルシアーナ 「ちょっと見せて。」
と、パラパラとページをめくる彼女。
ルシアーナ 「何この本?面白いんだけど。この一番上に書いてあるのは何?」
マーヴェリック 「この部分は日本語。下はルーマニア語でしょ。」
ルシアーナ 「これ日本語の数の数え方ね。」
マーヴェリック 「イエス。」
ルシアーナ 「イチ、ニイ、サン、シ、ゴー、ロク、ナナ、ハチ、キュー、ジュウ」
マーヴェリック 「続きは十に一やニをつけて、十一、十二と数えればオッケー。」
ルシアーナ 「なるほど、それ分かりやすい。」
この後、本に載っているいろんな日本語を
教える事になりました。
全然関係ないけど
11 じゅういち
17 じゅうしち
の日本語の発音が
聞取りにくい事ありません?
マーヴェリックだけか?
じゅうしちの
「し」
の母音が
じゅういちの
「い」
のためなのか何なのか。
今回の旅行、機内アナウンスの
「現地の気温は11度」
という放送も、最初
あれ?11度、17度?
何て言った?
17度だったら暑くない?
コートいらないんですけど。
と、戸惑ってしまい
そのあと流れる英語アナウンス
イレブン
で、11度ということを確かめる始末。
さすがに
イレブン
セブンティーン
は聞き間違えません。
そこまで耳は悪くない。
話をもとに戻しましょう。
ルシアーナ 「この本、面白い♪もしかして私へのプレゼント?」
マーヴェリック 「え?いやっ、自分で読むために買ったんだけど。」
ルシアーナ 「プレゼントしてよ。」
マーヴェリック 「買ったばかりなんですけど。」
ルシアーナ 「あなたルーマニア語なんて勉強してどうする気?」
マーヴェリック 「会話するためだよ。」
ルシアーナ 「私とは英語で話せばオッケーでしょ?
私この本を見て次に会う時までに日本語を勉強したいから。」
マーヴェリック 「日本語勉強するの?」
ルシアーナ 「うん。でも今日一日は、この本持ってていいわよ。別れ際に頂戴ね。」
くそ~、強引な人だ・・・
ルシアーナにルーマニア語で話すつもりが
ルシアーナの日本語学習本に変わってしまった。
これじゃ、この本の立場が逆ではないか!!
ってことで、日本のネットで買った
日本人のためのルーマニア語の本は
遠く海を渡り
ルーマニア女子に奪われてしまい
ルーマニア人のための日本語の本
となったのです。
ルーマニア人をも虜にしたこの本
分かりやすくて便利だから
消費税が8%になる前に
もう一回ポチろう♪
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