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2014年3月30日日曜日

F1 マレーシアGP

今週末は、マレーシアの
クアラルンプール近郊の
スランゴール州セパンにある


セパン・インターナショナルサーキット


でF1が開催されます。

マレーシアはイギリス連邦加盟国ですが
イギリスより独立したのは1957年で
後の1963年にマレーシアが成立しました。

現在でも、イギリスの植民地時代からの
ゴムのプランテーションや錫の採掘
天然ガスの掘削など特定の農作物や
鉱物の生産が盛んです。

従来の農作物や鉱産物の輸出
観光業に依存した体質からの脱却を果たし
2020年に先進国入りするとの目標


「ワワサン2020」


も掲げるなど、近年発達が著しいです。


さまざまな分野で成長著しいマレーシアですが
マレーシアの経済成長の象徴とも言えるのは
なんといっても


ペトロナスツインタワー


高さ452mの88階建てで名前の通り
マレシーアの石油会社のペトロナス
によって建築されました。


ペトロナスは、F1のスポンサーロゴ
でもおなじみの会社です。

このペトロナスツインタワーですが
あらゆる建物を命綱なしでよじ登る
フランスの有名なロッククライマー


通称スパイダーマン


と呼ばれるアラン・ロベールが登頂に成功。


彼は、高層建築で有名な台北101や
ドバイのブルジュ・ハリファまでよじ登るという
超人的な人です。


You Tubeに彼が高層建築物をよじ登る動画が
たくさんあるので、気になる方は


「ALAIN ROBERT」


と検索して見てください。

ちなみに、スパイダーマンは日本も来たことがあり
新宿センタービルの登頂に成功しています。


しかし、無許可で登ったため屋上で逮捕され
5日間拘置されたあと、フランス大使館の介入で釈放。


日本のみならず、基本は無許可で
登ることが多いアラン。


無許可の理由は
許可なんておりるわけないから

勝手に登るんだそうです。


F1が開催される


セパン・インターナショナル・サーキット


ですが


コースレイアウトが

低速
中速
高速

コーナーあり

2本の長いストレートもありと

マシンの総合力が試される
レイアウトで有名です。


ストレートでのエンジンの負担
ストレートエンドでのブレーキへの負担
マレーシアの気候が高温多湿ということで


エンジンやブレーキの冷却には
余りよくないなど悪条件も多いため
レース後半のマシントラブル懸念あり。


見る側にとっては、何が起こるか
わからないレースほど面白いですが

レースをする側にとっては
ほんと大変でしょうね。


ピレリタイヤは、毎年同じパターンの

ミディアム
ハード

のタイヤを持ち込みます。


このサーキットは路面がタイヤに厳しく
またマレーシアの高温環境を踏まえて

固めのロングライフのタイヤが
必要だからです。

ちなみに、ドライ環境であれば

路面温度は約45度
タイヤ温度は約120度

まで上昇します。

タイヤ性能の限界が試される
今回のレースは

タイヤに注目して見ると
面白いかもしれません。

予選は、オフのテストで絶不調で
レッドブル潰しとも言えるような
ルール改訂が行われているにも
関わらず

シーズンが始まってみたら
上位にやってくるところが

さすがレッドブルチーム
さすがベッテル

可夢偉は、またもやトラブル続きで
ほとんどぶっつけ本番状態だったようで

残念ながら今回はQ1敗退の
20位スタート。

しかし、注目すべきはチームメイトの
エリクソンとの差。

エリクソンは、可夢偉に比べてフリー走行を
多くこなし、またセッティングも決まっていた
ようですが

それでもタイム的には可夢偉には
及びませんでした。

そのため

ドライビングテクニックとしては
可夢偉の方が上だと言えます。

決勝レース、前回のようにスタート直後に
ブレーキトラブルということはなしで

可夢偉には今回は完走してほしい。


【マレーシアGP予選結果】

1 L.ハミルトン メルセデスAMG 1:59.431
2 S.ベッテル レッドブル 1:59.486
3 N.ロズベルグ メルセデスAMG 2:00.050
4 F.アロンソ フェラーリ 2:00.175
5 D.リカルド レッドブル 2:00.541
6 K.ライコネン フェラーリ 2:01.218
7 N.ヒュルケンベルグ フォース・インディア 2:01.712
8 K.マグヌッセン マクラーレン 2:02.213
9 J.ベルニュ トロロッソ 2:03.078
10 J.バトン マクラーレン 2:04.053
11 D.クビアト トロロッソ Q2敗退 -
12 E.グティエレス ザウバー Q2敗退 -
13 F.マッサ ウィリアムズ Q2敗退 -
14 S.ペレス フォース・インディア Q2敗退 -
15 V.ボッタス ウィリアムズ Q2敗退 -
16 R.グロージャン ロータス Q2敗退 -
17 P.マルドナード ロータス Q1敗退 -
18 A.スーティル ザウバー Q1敗退 -
19 J.ビアンキ マルシャ Q1敗退 -
20 小林可夢偉 ケータハム Q1敗退 -
21 M.チルトン マルシャ Q1敗退 -
22 M.エリクソン ケータハム Q1敗退 -



【マレーシアGP テレビ放映スケジュール】
フジテレビNEXT
3月30日日曜日
16:30~19:50   決勝


BSフジテレビ
3月30日日曜日
23:30~25:10   決勝

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