今週末は、フェラーリファンに
とっては年に一度の
大イベント!!!
ともいえるフェラーリの母国
イタリアでF1が開催されます。
F1が始まった1950年から
一度も撤退することなく
F1に参戦している
唯一のチームがフェラーリ。
それもそのはず!!
フェラーリの舞台はF1であって
市販車の販売は、F1の活動資金を
獲得するためのものに過ぎないからです。
F1から撤退した日には、フェラーリが
フェラーリではなくなってしまいます。
◆フェラーリ
F1がメイン
市販車はおまけ
◆ほとんどの自動車メーカー
市販車がメイン
F1は余裕があるとき
景気がいいとF1に参戦し
景気が悪くなった途端に
F1から撤退するようなメーカーとは
スタイルが違なります。
フェラーリ創始者の
故エンツォ・フェラーリ
の方針で面白いのが
「欲しけりゃ車を売ってやってもいい!」
という大それたスタイルでの経営。
これにまつわる面白いエピソードがあります。
イタリアの自動車メーカーで
もうひとつ有名なのがランボルギーニ。
フェラーリとランボルギーニは
ライバルメーカーと言われていますが
単純にどちらも高級スポーツカーを
作っているからライバル!
という薄っぺらい意味での
ライバルではありません。
ライバル関係となったキッカケは
創始者同士の因縁対決ともいえる
出来事がありました。
もともとランボルギーニは
スポーツカーのメーカーではなく
農業の世界のメーカー。
最初はトラクターを販売していました。
その後、ランボルギーニの創始者は
トラクター販売で大成功。
巨富を得ることとなります。
そうして、ランボルギーニは
当時すでに高級スポーツカーの
地位にあったフェラーリを
購入することができました。
しかし・・・・・・
当時のフェラーリは、故障ばかり。
ランボルギーニはトラクターを
作っていったため、エンジンの修理を
自分ですることができたので
壊れては修理・・・
壊れては修理・・・
を繰り返していたそうです。
でも、何度もぶっ壊れる
フェラーリに嫌気がさし
ついにランボルギーニは
エンツォ・フェラーリのもとに直接出向き
ランボ
「お前のところの車は
壊れてばかりの欠陥品だ!」
と猛抗議!!
普通の商売感覚なら
「申し訳ありません・・・・」
ってなりそうな場面ですが
欲しけりゃ売ってやってもイイ!
というスタイルのエンツォ・フェラーリは
フェラーリ
「そんな文句をつけるくらいなら
うちの車を買うな!!」
と反論!
ランボ
「ふざけんな!
俺が本当のスポーツカーの
作り方というものを教えてやる!」
フェラーリ
「面白しれえ!」
ってことで、これまでトラクターしか
造ってこなかったランボルギーニが
スポーツカーの製造の道へと踏み出しました。
以来、フェラーリとランボルギーには
ライバル関係となっています。
ランボルギーニは、エンジン供給で
F1に参戦していた時期がありましたが
V12エンジンの評価は、
時期のフェラーリの
V12エンジンよりも評価の高い
仕上がりだったそうです。
レースが開催されるのは
モンツァサーキット。
ここは、超高速レイアウトの
サーキットなので、各マシンは
空気抵抗を減らすためウィングの
角度をできるたけ浅くしてきます。
こうすることで、直線のトップスピードは
稼げるものの、逆に車を路面に押し付け
安定させる力のダウンフォースが減ってしまうため
減速ポイントでのマシンバランスが崩れやすい。
そこでは、各ドライバーの
マシンコントロール能力が要求されるので
ところどころの低速コーナーは非常に見所!
そして、エンジンの全開率は75%と
ほとんどベタ踏みの続くモンツァは
エンジンへの負担も大きい。
そして・・・
フェラーリ以外のチームを
応援した日には
どんな目に遭わされるか
分からないくらい
フェラーリ応援の熱気が
ものすごいのが、ここモンツァ。
フェラーリがスタンドの前を
通過すれば大声援!
ライバルチームがスタンドの前を
通過すれば大ブーイング!
しかし
ライバルチームがクラッシュやコースアウトで
リタイアすれば大声援!
と、 赤 赤 赤 のイタリアGP
この頭、レース終わったらどうするの?
わんこもフェラーリを応援!
肝心のフェラーリの成績ですが
予選結果は
7位 アロンソ
12位 ライコネン
と出遅れ気味。
今年、絶好調のメルセデスと
予選のタイムを比較すると
1秒以上もの差があるので
モンツァみたいなストレートの長い
高速サーキットの場合は、
ちょっと厳しいかもしれませんね。
前回、出走できなかった可夢偉ですが
イタリアGPから復帰。
予選は、ライバルチームのマルシャの
2台を抑えて19位からのスタート。
決勝は粘り強くいって欲しい♪
【予選結果】
1 L.ハミルトン メルセデスAMG 1:24.109 6
2 N.ロズベルグ メルセデスAMG 1:24.383 6
3 V.ボッタス ウィリアムズ 1:24.697 6
4 F.マッサ ウィリアムズ 1:24.865 6
5 K.マグヌッセン マクラーレン 1:25.314 6
6 J.バトン マクラーレン 1:25.379 6
7 F.アロンソ フェラーリ 1:25.430 6
8 S.ベッテル レッドブル 1:25.436 6
9 D.リカルド レッドブル 1:25.709 6
10 S.ペレス フォース・インディア 1:25.944 6
11 D.クビアト トロロッソ Q2敗退 -
12 K.ライコネン フェラーリ Q2敗退 -
13 J.ベルニュ トロロッソ Q2敗退 -
14 N.ヒュルケンベルグ フォース・インディア Q2敗退 -
15 A.スーティル ザウバー Q2敗退 -
16 E.グティエレス ザウバー Q2敗退 -
17 P.マルドナード ロータス Q1敗退 -
18 R.グロージャン ロータス Q1敗退 -
19 小林可夢偉 ケータハム Q1敗退 -
20 J.ビアンキ マルシャ Q1敗退 -
21 M.チルトン マルシャ Q1敗退 -
22 M.エリクソン ケータハム Q1敗退 -
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