2013年のF1もいよいよ後半戦。
舞台はヨーロッパから
アジアラウンドへと移ります。
今週末は、東南アジアのマレーシアに
隣接するシンガポールでF1が開催されます。
シンガポールといえば、マーライオンの像が
一番最初に思い浮かぶ人も多いハズ。
上半身がライオン
下半身は魚
という不思議な像です。
そして、波の上に乗り
口からは水を吐いています。
このようなものが誕生した由来ですが
かつて、マレーシアの王族が対岸の大地を
目指し航海に出たときのこと。
王族は、航海の途中で嵐に遭ってしまいました。
その時、王族が被っている王冠を
海に投げると、奇跡的にも海は静まります。
そして、無事に大地にたどり着くことができました。
航海の末にたどり着いた対岸の大地で
突然ライオンが現れて、王族にその大地を
治める事を許して立ち去ります。
王族は、その大地をシンガプーラと名づけ
海の神とライオンを合体させたマーライオンを
国の守り神として祭ったという伝説があります。
これが、シンガポール名物?
のマーライオン誕生秘話です。
シンガポールGPは公道を利用して開催されますが
他のF1レースと異なるのは、なんと言っても
ナイトレースであるということ。
眩いばかりの照明の光が印象的です。
また、コースは左回りと数少ない
反時計周りのコースとして知られています。
低速コーナーが多いため、平均スピードは
200Km/hを下回り、レースは2時間近く続くため
耐久レースの様相も見せます。
ナイトレースのため、タイヤへの負担は
少ないサーキットゆえに、ピレリは
スーパーソフト
ソフト
のタイヤを持ち込んできます。
タイヤは柔らかい方がグリップ力が増し
曲がりやすくなりますが、反面耐久性に劣ります。
固いタイヤだと耐久性に優れていますが
グリップ力で不利になります。
このタイヤ選択もレース結果を左右する
要因となるので見逃せないポイント。
あとは、エンジンの負担ですが
このコースは全開率が45%と
低いサーキットのため
高速サーキットに比べて負担は
かなり低いコースとなります。
ただし、ストップ&ゴーのレイアウトであるがゆえ
燃費が悪いので、各マシン燃料を多めに積んでくる
ことの考えられるコースです。
予選はいつも通りというか
またメルセデス勢が
フロントローを独占状態。
続いて、後半になりようやく
調子の上がってきたレッドブル勢。
あと、フェラーリも、ずっと不調でしたが
アロンソ 4位
ライコネン 7位
と、シーズン序盤と比べると、
だいぶ立て直してきました。
ただ、まだメルセデス勢に追いつけるほどの
戦闘力は残念ながらないので、
上位チームが何かしらのトラブル発生
しない限り、1位をとるのは、ちょっと
厳しいかもしれません。
【シンガポールGP 予選結果】
1 L.ハミルトン メルセデスAMG 1:45.681 6
2 N.ロズベルグ メルセデスAMG 1:45.688 6
3 D.リカルド レッドブル 1:45.854 6
4 S.ベッテル レッドブル 1:45.902 6
5 F.アロンソ フェラーリ 1:45.907 6
6 F.マッサ ウィリアムズ 1:46.000 6
7 K.ライコネン フェラーリ 1:46.170 4
8 V.ボッタス ウィリアムズ 1:46.187 5
9 K.マグヌッセン マクラーレン 1:46.250 6
10 D.クビアト トロロッソ 1:47.362 6
11 J.バトン マクラーレン Q2敗退 -
12 J.ベルニュ トロロッソ Q2敗退 -
13 N.ヒュルケンベルグ フォース・インディア Q2敗退 -
14 E.グティエレス ザウバー Q2敗退 -
15 S.ペレス フォース・インディア Q2敗退 -
16 R.グロージャン ロータス Q2敗退 -
17 A.スーティル ザウバー Q1敗退 -
18 P.マルドナード ロータス Q1敗退 -
19 J.ビアンキ マルシャ Q1敗退 -
20 小林可夢偉 ケータハム Q1敗退 -
21 M.チルトン マルシャ Q1敗退 -
22 M.エリクソン ケータハム Q1敗退 -
【シンガポールGP テレビスケジュール】
■フジテレビNEXT(スカパー!)
9月21日日曜日
20:50 - 23:50 決勝レース
■BSフジ(BS)
9月21日日曜日
23:30~25:10 決勝レース
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