こういう昔の地図を見つけると
旅行というより冒険というか
リアルなドラクエの世界みたいで
思わずテンションが上がってしまう!
今では観光バスが通れるように
道路で繋がっている
西洋の驚異、小島に浮かぶ修道院
「モンサンミッシェル」
ですが、かつては満潮の時は
周りは海で囲まれていました。
巡礼者は、引潮のタイミングを見計らって
徒歩でモンサンミッシェルを目指しますが
運悪く潮が満ちてしまうと、驚異的な速度で
波が押し寄せるため、多くの巡礼者が
ここで命を落としました。
潮の満ち引きの差は15メートル以上!!
また一説には、50km前後の速度で波が
押し寄せたとも言われているので
生身の人間ではとても逃げ切れません。
そのため
モンサンミッシェルに行くなら
遺書を置いていけ!
なんていわれたほど。
この地図には1705年と書かれていますが
まさか300年後に、陸と道路でつながるとは
当時の人は思ってもみなかったでしょうね。
現在は、いとも簡単に車に乗って渡れてしまいます。
しかし、道路を作った結果、潮の流れが
変わってしまい、陸続きの箇所が増えて
当時の姿が損なわれてしまった、との事で
現在、道路を壊して、橋で結ぶ計画が立っています。
今から100年後、200年後のモンサンミッシェルは
残念ながらその姿を見ることができませんが
ちゃんと後世に残っているのか、
どうなっているのか気になる。
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