Google+

2014年9月15日月曜日

ミュンヘンのレジデンツ博物館

先日、レジデンツの宝物館についての
記事を書きましたが、今回はメインの
レジデンツ博物館を紹介していきます。


やはりレジデンツ博物館の方が
多くの観光客がいますね。

レジデンツには多くの部屋がありますが
一番の見どころは、こちらの


アンティクヴァリウム。

何といっても、この回廊は
ルネサンス様式の豪華絢爛な
円天井が印象的です。

作られたのは16世紀の
アルプレヒト5世の時代。


回廊の側面には、アルプレヒト5世が
収集した古代彫刻が数多く並んでいます。

IMP (インペラトルの略?)
CAESAR (カエサル)

とあるので、おそらく古代ローマの
カエサル像だと思いますが

その前のbalbinvsが何なのか
ちょっと謎ですね。

有名なユリウス・カエサル
(ジュリア・シーザー)

のカエサルという部分は
何代にも引き継がれているので

CAESAR=シーザー

とならないのが、古代ローマ史の
面倒なところ。


こちらにもカエサルがおります。


学校の課外授業なのか、
学生の集団が多いです。


中国から伝来した陶器が
展示された部屋。


中世、東洋の陶器は品質の良さから
珍重され、王侯貴族がこぞって輸入したので

どこの国の宮殿に足を運んでも、
大体はコレクションされています。


着物姿の人形。


こちらでは、絵の修復をしておりました。

立入禁止ではなく、ここを通らないと
次の部屋にけないので、足を踏み入れたけど
なんか緊張しますね。

音を立てないように通過♪


レジデンツ内の居住スペース。
こちらはベッドルームになります。


ここもベッドルーム。

部屋の装飾には金が使われている
ことが多くで、豪華絢爛です。


このベッドルームが一番豪華でした。


ここは謁見の間でしょうかね。

玉座が一段高い場所に
置かれています。


鏡の間。


中庭。


レジデンツ内の劇場。

ピアノや椅子、照明、音響などは
現代のものが設置されているので

今でもコンサートなどが開かれる
のだと思います。

ドーム状の屋根でこんだけ広いと
音響効果も良さそうですね。


まだビニールが付いたままですが
ギリシャ神話のペルセウス像。

有名なゴルゴン退治のテーマですね。


こちらはギリシャ神話のポセイドン。


豪華なティーセット。


右に地球儀
左に星座図

が取り付けられた陶器の作品。


アンティーク時計。


レジデンツ内の見どころで最後に
紹介するのが、この先祖画ギャラリー。

ここにはヴィッテルスバッハ家の子孫の
肖像画が121枚も並んでいます。

一枚一枚撮影していくのは大変なので
ガイドさんらしき人が一生懸命説明していた
肖像画を撮影しときました。

とりあえず見どころというか
ポイントはおさえたってやつです♪


これがその肖像画。

名前が書いてあったので
後で詳しく調べるのにも
ちょうどいいと思ったんですが

「maria amalia avcvsta」

と検索しても、あまり引っかからない。


日本語のページは

マリア・アメリア・デ・ブラガンザ

が出てきたんですが、彼女の
肖像画は有名だけど、21歳の
若さで病死した人物なので

失礼ながら写真の人物は
ちょっと21歳以下には見えないから

マリア・アメリア・デ・ブラガンザ

ではない事は確か。

なんでレジデンツのガイドさんは
この肖像画をお客さんに一生懸命
説明していたのか?

個人的な好みだったのかも
しれませんね。

0 件のコメント:

コメントを投稿