今週末は、マレーシアのクアラルンプール近郊の
スランゴール州セパンにある
セパン・インターナショナルサーキット
でmotoGPが開催されます。
マレーシアはイギリス連邦加盟国ですが
イギリスより独立したのは1957年で
後の1963年にマレーシアが成立しました。
現在でも、イギリスの植民地時代からの
ゴムのプランテーションや錫の採掘
天然ガスの掘削など特定の農作物や
鉱物の生産が盛んです。
従来の農作物や鉱産物の輸出
観光業に依存した体質からの脱却を果たし
2020年に先進国入りするとの目標
「ワワサン2020」
も掲げるなど、近年発達が著しいです。
さまざまな分野で成長著しいマレーシアですが
マレーシアの経済成長の象徴とも言えるのは
なんといっても
ペトロナスツインタワー
高さ452mの88階建てで名前の通り
マレシーアの石油会社のペトロナス
によって建築されました。
ペトロナスは、F1のスポンサーロゴ
でもおなじみの会社です。
このペトロナスツインタワーですが
あらゆる建物を命綱なしでよじ登る
フランスの有名なロッククライマー
通称スパイダーマン
と呼ばれるアラン・ロベールが登頂に成功。
彼は、高層建築で有名な台北101や
ドバイのブルジュ・ハリファまで
よじ登るという超人的な人です。
You Tubeに彼が高層建築物をよじ登る動画が
たくさんあります。
ちなみに、スパイダーマンは日本も
来たことがあり、新宿センタービルの
登頂に成功しています。
しかし、無許可で登ったため
屋上で逮捕され、5日間拘置されたあと
フランス大使館の介入で釈放。
日本のみならず、基本は無許可で
登ることが多いアラン。
無許可の理由は
許可なんておりるわけないから
勝手に登るんだそうです。
motoGPが開催される
セパン・インターナショナル・サーキット
ですが
コースレイアウトが
低速・中速・高速コーナーあり
2本の長いストレートあり
とマシンの総合力が
試されるレイアウトで有名です。
ストレートでのエンジンの負担
ストレートエンドでのブレーキへの負担
マレーシアの気候が高温多湿ということで
エンジンやブレーキの冷却には余りよくないなど
悪条件も多いため、レース後半、特にタイヤなど
どれだけマシンの調子を維持できるか気になるところ。
予選は、今年すでにタイトルを獲得した
マルケスが1位を獲得。
チャンピオン獲得後も、予選トップを
獲得し続けているマルケスですが
このところ決勝になると転倒リタイヤが
相次いでいるので、今回のレースでは
久々の優勝となるか見どころです。
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